【時の革命ミラダンテを使いたい!】〜デッキ構築編〜
こんにちは。皆さんはこのカードをご存知でしょうか?
時の革命ミラダンテ
コスト︰8 文明︰光 進化クリーチャー
種族︰エンジェル・コマンド・ドラゴン/革命軍
□進化―自分の光のクリーチャー1体の上に置く。
□T・ブレイカー
□このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーをすべてタップする。それらは次の相手のターンのはじめにアンタップしない。
□革命0―自分のシールドが1枚もなければ、相手はクリーチャーを召喚できない。
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イラストは美しく、効果は強烈。僕がデュエマで1番好きなカードです。
VSの6巻で描かれた「時間停止革命」のシーンで一目惚れしてしまいました。
今回はこのカードを上手く使えるデッキを考えていきたいと思います。
※ナエゴンは非競技プレイヤーです。その為、「環境に通用する」デッキを作る記事は書けません。ただ、「それなりに勝てる程度には強い」デッキを作ろうとは思っています。そのつもりでお読みください。
※ちなみに、僕はこれを自分の考えを記録する目的でも書いています。
まず、環境で大活躍し、殿堂にまで入った《ミラダンテXII》と比較してみます。
《XII》は確かに強力なカードであり、速度も多様性も《時の革命》より上でしょう。
しかし、《時の革命》には《時の革命》の強みがあります。それは「召喚を完全に封じる事」。《5000GT》だろうと無月の門から出てくる《デ・スザーク》だろうと、完全に召喚を封じる事が出来ます。
進化条件とレアリティとイラストレーター以外は全く同じ性能である《奇跡の革命》もいますが、《時の革命》の代わりにこちらを採用することも考えながらデッキを作っていくのが良いと思います。
ですが、今回はあくまでも《時の革命》をメインにするデッキを考えていきます。《時の革命》の方が好きなので。
《時の革命》を使う上での課題は大きく分けて3つあると思っています。
①場に出す方法
②進化元の確保
③シールドを0にする方法
①場に出す方法
《信頼の玉ララァ》《コッコ・ルピア》等のコスト軽減クリーチャーはマッハファイター等で簡単に処理されてしまう為、かなり厳しいです。ドラゴンであることを活かして《メンデルスゾーン》等でマナを伸ばしても普通に召喚しても良いですが、今回は踏み倒す方向で行きます。なお、相手のメタカードについては後で考える事にします。一々考えてたらキリがないので…
という訳で踏み倒しを狙っていきたいところですが、コスト8の光の進化クリーチャーを踏み倒す手段は少なく、あるとしても条件が厳しいものが多いです。
まず思いつくのは《母なる星域》でしょう。
これなら比較的低コストでの踏み倒しが見込めますが、最低でも7マナ貯める必要があります。
《逆転のオーロラ》を使えばマナの枚数ばかりでなく、③の「シールドを0にする方法」も解決する気がしますが、
それはあくまでもシールドが沢山残っていた場合。最近のデュエマは《我我我ガイアール・ブランド》や《蒼き守護神ドギラゴン閃》、《超戦龍覇モルトNEXT》等によって序盤からシールドを大量にブレイクされてしまう事もしばしば。
よって、今回は一旦保留とします。
《母なる星域》以外の踏み倒しで言えば、《轟破天九十九語》が挙げられます。
これなら②の「進化元の確保」も同時に達成出来ますが、《母なる星域》以上にマナが必要となります。
他の踏み倒し手段として、《ルシファー》があります。
しかし、これで踏み倒せるのは自分のターン限定であり、この呪文自体も8マナとかなり重いです。
また、《蝕王の晩餐》、《母なる聖地》は比較的低コストで文明・進化を問わず踏み倒しが出来ますが、コストの高いクリーチャーを場に用意する必要があります。
このように、出すだけでも中々苦労するのが《時の革命ミラダンテ》。踏み倒し手段自体はいくつかありますが、ポンと出せる物はほとんどありません。
まぁ踏み倒し手段自体は存在するので、一旦進化元の話に移ります。
②進化元の確保
《時の革命ミラダンテ》は普通の進化クリーチャーなので、当然場に進化元を用意する必要があります。進化条件は「光のクリーチャー」なので候補は無数にいますが、その中でも耐性持ちを用意するのが望ましいかと思います。
幸い、王来篇で登場したディスペクターは皆「EXライフ」を持っており、耐性面はかなり優秀です。その中でも、特に優秀なディスペクターを探してみましょう。
光で優秀なディスペクターと言えば、《龍風混成ザーディクリカ》を思い浮かべる人が多いでしょう。実際、このカードは出るだけでコスト7以下の呪文を手札か墓地からノーコストで撃つ事が出来ます。しかも文明指定無し。そりゃ高くなるよね(執筆時のメルカリ相場は3500円前後)
《ザーディクリカ》なら場に出すだけで《母なる聖域》を撃ち、対象を《ザーディクリカ》自身にする事でEXライフを消費し進化元である自身は場に残り、そのまま《時の革命》を乗せることが可能です。
《ザーディクリカ》のコストが7である事を活かし、《蝕王の晩餐》から《時の革命》に繋げる事も可能です。
まぁ、この2パターンの場合は③の「シールドを0にする方法」をどう乗り越えるかが問題になりますけどね。
他に候補として上がるのは《真邪連結バウ・M・ロマイオン》でしょうか。
《蝕王の晩餐》には対応していませんが、《母なる聖地》には対応しています。また、攻撃時とEXライフシールドが離れた時にコスト8以下の呪文を唱える事が出来るため、《ルシファー》にも対応しています。
王来篇はディスペクター以外にもレクスターズ、スター進化陣営がいます。その為、優秀な進化元もチラホラ。
「正義星帝」はその一枚。ほぼ確実に1ターン生き残る事が可能です。
また、耐性を持ってなくとも、ノーコストで出せるクリーチャーならば進化元には適しているでしょう。
そういった点では、《光姫聖霊ガブリエラ》は最適でしょう。G・ゼロの条件もミラダンテと噛み合っています。
他には、《奇石ミクセル》等の低コストメタクリーチャーを進化元にするのもアリだと思います。まぁ、そういうクリーチャーは先述の如くマッハファイターのエサにされやすいのですが…
さて、いよいよ(個人的に)最難関ポイント、「シールドを0にする方法」を考えていきます。
③シールドを0にする方法
自分のシールドを0にする方法はいくつかあります。先程述べた《逆転のオーロラ》の他には、《黒神龍ブライゼナーガ》《デビル・ドレーン》《鬼ヶ大王ジャオウガ》《ギガシャドウ》辺りでしょうか。
(ギガシャドウは使ったことないけどいつか使ってみたい)
コストで言えば《デビル・ドレーン》が1番良いですが、残念ながら殿堂カード。
また、《ブライゼナーガ》は《奇跡の革命》の進化元になれますが、残念ながらこちらも殿堂カード。
運営はミラダンテをイジメたいのでしょうか
(※そんな事はありません)
さて、となると1番コストが軽い《鬼ヶ大王》を使うのが良いのかという話になりますが、ミラダンテとは色が全く合いません。最低でも3色デッキになってしまいます。それも光・闇・火の所謂「デイガカラー」です。水も自然もないのにどうやってそんなコンボデッキを回せと言うのか。
仮に色を足す、上手いこと構築するなどでデッキが纏まったとして、ミラダンテの進化元と出し方をどのように確保すれば良いのでしょうか。《鬼ヶ大王》では進化元にもなれません。
このように、1枚のカードでシールドを0にし、ミラダンテに繋ぐ事は難しいです。
《革命聖龍ウルトラスター》は出た時にシールドを1度全て手札に加え、新たに2枚を追加し、光のシールドをS・トリガーにするカードです。
これを用いる事で相手の攻撃を抑止し、《エメラルーダ》等でシールドを減らしていくデッキをかつて僕は使用していました。
(↑革命篇から少しずつ改良を続けてきたデッキ)
…が、現在ではウルトラスターを出そうものなら、マッハファイターで突撃してきた《熱血の物語》から《ドギラゴン閃》への革命チェンジで倒される、侵略で登場した《デッドダムド》に処理される等、簡単に除去され残る2枚のシールドを簡単に破壊されてしまう事が多いです。
そして何より、《ウルトラスター》を呼び出す為のコスト軽減クリーチャー《信頼の玉ララァ》が先述のように簡単に処理される為、ほぼ何も出来ずに負けてしまう事も増えました。
そのような過程を経て、現在新しいデッキを練っている訳です。
(歴戦の相棒です。大好きだから本当はまだまだ使いたいんだけどね…)
さて、話を戻しましょう。シールドを0にするのは、何も1枚のカードだけで行う必要はないのです。1度シールドの数を少なくした後、それを消せばよい。そこで、僕が目を付けたのがこのコンボ。
そう、「暴発サンライズ」である。
このコンボはCSで上位入賞してnoteも書かれていましたね。有償記事だったのでほとんど読めてはいないのですが、僕はこのコンボを見た時、とても感激しました。
(有償記事を購入しなかった理由ですが、僕は500円のカードを買うのですら躊躇うぐらいには金に余裕が無いと思ってます。なので基本的にデッキは安く作れるものになります。でもパックはバラで沢山剥くジャンキーです。多分パチンコ中毒予備軍です。パチンコには絶対に手を出さないでおこうと思います。)
何が素晴らしいかってこのコンボ、①②③全ての課題をクリアしているのです!
踏み倒しは《ロストパラダイスワルツ》で、進化元には《ロマイオン》、シールド0は《オールサンライズ》からの《ロストパラダイスワルツ》。え?何これ?ミラダンテの為のコンボでは?
まとめ〜デッキ完成〜
という訳で、出来上がったのがこちら。
(デッキ自体は8月中旬に完成していました)
デッキ名は「サンライズミラダンテ」としています。回し方まで載せるとゴッチャゴチャになるので、今度別の記事として書こうと思います。
(一応シータノヴァとはそれなりに渡り合えました。)
さて、これでミラダンテデッキも中々良いものになった。後はプレイングを磨き、上位デッキの事を学び、リストも改良出来る所は改良してフェスの優勝を目指そう…
な ん だ こ れ は
こんなカードが流行ったら呪文に人権が無くなるやん…仮にこれをメタる《ロスト・マインド》等が流行ったとして、呪文主体のこのデッキはどっち道被害を受けそうである。
という訳で、更なるミラダンテデッキを現在作成中である…《時の革命ミラダンテ》の壁として立ちはだかるのは、いつも《時の法皇ミラダンテXII》やその関連カードなのだろうか…皮肉かな?
終
【使用させていただいたもの】
デュエルマスターズ公式HP カードリスト
https://dm.takaratomy.co.jp/card/
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