〜サンライズミラダンテ解説編〜【時の革命ミラダンテを使いたい!】
こんにちは。ナエゴンです。
https://naegon.hatenablog.com/entry/2021/10/21/204030
今回は、前回の記事で掲載したデッキを改めて紹介していきます。
(これは自分の考えを残しておく為の記事でもあります)
尚、ナエゴンは非競技プレイヤーであり、経験も浅い事にご留意ください。「変なデッキ使ってるな」ぐらいの気持ちでお読みください。
今回のデッキは《オールサンライズ》を鍵とするデッキ、"サンライズミラダンテ"です。
ロマイオンで攻撃して、
オールサンライズを唱え、
ロマイオンのEXライフが剥がれたので更にロストパラダイスワルツ(以下、「ロスパラ」)を唱え、
ミラダンテを踏み倒して楽しくなるデッキです。気持ちいいんだこれが。
デッキレシピは以下の通りです。
※前回のデッキから《サイバー・I・チョイス》と《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》が入れ替わっています。
- 採用理由と使い方の解説
- 回し方
- 注意すべき事
1.採用理由と使い方の解説
《スチーム・ハエタタキ》
このデッキの2番目の天敵、《奇天烈シャッフ》を倒す為のカードです。他にも、《赤い稲妻テスタ・ロッサ》や《奇石ミクセル》等のメタクリーチャーも倒す事が出来ます。
このデッキ最大の敵である《希望のジョー星》を剥がせる《メッチャ映えタタキ》を採用していない理由は後ほど。
《T・T・T》
基本的にはドローソースとして使います。
タップ能力は相手の攻撃を防ぐ為にロマイオンの能力で、コスト軽減&SA付与はサンライズロスパラから出てきたときにロマイオン達をSAにする為に使う事もたまにあります。何この汎用性。
《ファイナル・ストップ》
サンライズロスパラ後、ミラダンテと共に詰める為のカードです。序盤に使って相手の妨害&ドローに使うのも可。
ミラダンテは革命0を発動出来ても火吹く等で除去される事があるので、やっぱり呪文も止めておきたいよね。
《神の試練》
サンライズで拡張パック1つ分以下の厚さになった山札が山札切れを起こすのを防ぐ&追加ターンを得る為のカードです。
普通のドロソとして使っても割と強い。
《貝獣マーデク/クラムダンク》
基本的に使うのは呪文側。序盤に手札を整えたり、サンライズロスパラで使うカードを仕込む為のカードです。基本的にはミラダンテ、神の試練、ファイナルストップ、2枚目のロスパラを仕込む事が多いです。
たまにシールドトリガーやサンライズロスパラで場に出て打点になる事もあります。スマッシュバーストなのが偉い子。
《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》
クリーチャー側はギガンディダノス等を退かすのに使います。前にギガンディダノス植えられて突破出来ずにそのまま負けた事あります。パワー50000って何…
主に使うのは呪文側。こっちは次のターンにスターゲイズ・ゲート(以下、「星門」)やヘブンズ・ゲート(以下、「天門」)を唱えたいって時、相手のシャッフを召喚させない為に使います。いやまぁそれ以外にも使い道なんて無限にあるんだけどね。マジでシャッフが痛すぎるんですよこのデッキ。持ってるトランプが全部1って理由で出禁にならないかな。
《ヘブンズ・ゲート》
通称天門。このデッキだとロマイオンを踏み倒す為のカードですね。コストの低い星門もありますが、やはりシールドトリガーでロマイオンを出せるとかなり強いので採用しました。
《ドレミ団の光魂Go!》
トリガーで引いて星門を唱える為に採用しました。他にもサンライズロスパラで手札から神の試練を唱える事もたまにあります。
《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》
このデッキの鍵です。基本的にはサンライズで増やしたシールドを起爆する為に使います。サンライズロスパラで2枚目のロスパラが出れば、攻撃中のロマイオンと合わせて相手のシールドを5枚ブレイクできます。
このデッキにはコスト9以上のカードであるアケルナルがいますが、呪文面の星門がコスト5なのでカード全体は「コスト8以下のカード」として扱い、アケルナルにもシールドトリガーが付与されます。
つまりこのデッキならなんでも出せます。
《S・S・S》
令和のシールドトリガーは火力がイカれてますね。先述のギガンディダノスも一応これで除去出来ます。
このデッキの守りの要でもあり、マナの要でもあります。
《オールサンライズ》
このデッキの鍵穴にして心臓です。オールデリートが全てを消し去る呪文なら、オールサンライズは全てをもたらす呪文。ここからロスパラに繋ぎ、召喚も呪文も封じ、ワンショットキルを狙います。
シールドが1枚も無いと使えないのは要注意です。
《時の革命ミラダンテ》
僕が1番好きなカードです。
なんやかんやでもう6年近くこのカードを使い続けています。好きなカードがあればそれを活かせるデッキを組みたくなるもの。
シンプルにして強烈な能力。このデッキならサンライズロスパラが決まればほぼ勝ちです。これ以上の説明は不要でしょう。時だよなぁ止めてぇのは。
《真邪連結バウ・M・ロマイオン》
このデッキの血管です。このカードが場に出なければ始まりません。とりあえずこれを出しておけば大抵の事はなんとかなります。それくらい自由度が高いカード。逆にロマイオンが場に出なかったり、全て除去されると失血死します。
《ルシファー》
ミラダンテを手札からデメリット無しで踏み倒せるカードです。赤単等が相手で、「ロマイオンを出してターンは帰って来たけど、シールドが残らなかった」といった状況の際に輝きます。
たまに相手のターンにトリガーする事もありますが、敢えて発動せずに手札に抱えておくのもアリです。
呪文側でロマイオンを出す為のカードです。ロマイオンを踏み倒せる最軽量カードがこれ。ツインパクトじゃなくて良い&コスト8までしか踏み倒せなくていいから、コスト4のこのカード作ってくれないかな〜
(イグゾーストがいるので駄目)
クリーチャー面が戦場に駆り出される事もあります。その時は余程のピンチか、圧倒的に優勢な時ですけどね。
2.回し方
回し方は個々のカード解説でもある程度話しましたが、改めて。
基本的に流れは、序盤にドロソを使用し、門を開いてロマイオンを呼び出し、サンライズロスパラを決める事を目指します。
ドロソは序盤ならクラムダンクよりもTTTを優先したいです。クラムダンクは結果的に手札が1枚しか増えないというだけでなく、サンライズを起動する直前に使用すればより良い仕込みが出来るからです。
とはいえ、やむを得ず序盤にクラムダンクを使い、良いカードを仕込めなかったとしても、ロマイオンが出た時の能力(以下、「cip」)で墓地からクラムダンクを回収し、再び使用する事も可能です。なので、「TTTはクラムダンクに比べ、あくまで優先というだけ」を意識すればよいと思います。
また、このデッキは色配分が難しい為、TTTをマナに置くこともしばしばあります。そのような時は、遠慮なくクラムダンクを使っていきましょう。
序盤にドロソを使ったら、星門を使ってロマイオンを出していきます。ここでロマイオンを出せないと話にならないので、序盤のドロソは重要です。結果的に1枚しか手札が増えないクラムダンクも、手札の選択肢を2枚増やしてくれる為、ロマイオンや星門を引き込む為ならドンドン使いましょう。先述の通り、ロマイオンで回収する事も可能なのですから。
ロマイオンを出したら、一旦相手にターンを返し、次のターンにロマイオンで攻撃します。この返しのターンにEXライフを剥がされるとサンライズロスパラが決まらなくなってしまいます。再び星門を使って2体目のロマイオンを出せばこの問題は解決出来ますが、正直それはかなり厳しいです。無事にターンが巡ってくることを祈りましょう。
ここからはロマイオンで攻撃し、サンライズロスパラを決める事に成功した場合について話していきます。
この時、山札は1~7枚程度残っていると思います。そこで、先にTTT、ファイナルストップ、光魂Go!等で山札を少し削ってから、神の試練を唱えるのが良いでしょう。
山札を削る必要がなければ、TTTはSA付与の為に使用するのが良いです。ロマイオンやアケルナル等をSAにすれば強力な打点となります。
この時のミラダンテの進化元は、ロマイオンよりはアケルナルの方が望ましいです。ロマイオンは攻撃時に呪文を唱える事が出来ますが、ここまで来たらアケルナルの仕事はほとんどありません。進化元にしちゃいましょう。
ちなみに、山札を0にした後にクラムダンクで山札を回収し、再び神の試練を唱えると更に追加ターンを獲得出来ますが、これはボルメテウスの牙並に使う機会がありません。1、2ターンあれば相手が死ぬので。
ここまで来たらもうこっちの物です。相手のブロッカーはミラダンテで全て無力化、召喚も呪文も使えない相手に数で攻め立てましょう。
仮にボルドギや革命の絆などでドキンダムを禁断開放されたとしても、こっちには山札が無いので封印される事はありません。
ミラクル・ミラダンテを使われたとしても、マーデクなら攻撃可能です。ロマイオンで回収したTTTなどで相手のミラクル・ミラダンテ等をタップするなどして突破しましょう。
仮に相手にターンが渡ったとしても、召喚も呪文も使えず、クリーチャーは全てタップ状態からアンタップしない。これを返せるカードはほぼ存在しないでしょう。
3.注意すべき事
ここからは回す上での注意点を話していきます。
まず、クラムダンクで下におくカードについて。サンライズで発動する事を考えて仕込むカードを選びますが、必ずしもサンライズを発動出来るとは限らない事は頭に入れておくべきです。
例えば、このデッキは「速攻デッキ相手にサンライズではなく、ルシファーを用いてミラダンテを着地させる」といったプランを取る事もしばしばあります。その時、クラムダンクで手札に来たミラダンテをデッキの下に送ってしまうと大変苦しくなってしまいます。
相手のデッキと自分の手札、場の状況等を見て下に送るカードを選びましょう。
自分のデッキの中で完結する話についてはこのくらいです。ここからは相手のメタカードへの対応について話していきます。
VS《奇天烈シャッフ》
星門や天門、ロマイオンの攻撃を止めて来る、非常に厄介なカードです。対このデッキにおいては血栓のようなカードであり、ロマイオンを出せなくする/攻撃出来なくする為に勝敗に大きく関わります。
1マナで除去出来るスチーム・ハエタタキがある為、倒せはしますがテンポは崩されてしまうでしょう。防ぐには毎試合ラッキーナンバーを撃つか、相手が引かない事を祈るしかありません。
VS《アルカディアス・モモキング》
このデッキは光の呪文が主体であり、各ターン最初に出すクリーチャーも大体ロマイオン(パワー14000)である為、そこまで痛くないように思えます。
が、クラムダンクやスチーム・ハエタタキを封じられてしまうのが中々に苦しいです。これとシャッフを並べられたら泣きます。僕は5回は泣きました。
あと、2体並ぶとロマイオンがバトルで勝てなくなるのでちょっと苦しいです。その他の除去手段はS・S・Sかディールだけです。
VS《希望のジョー星》
無 理 で す
厳密には無理でなく、《超英雄タイム》《メッチャ映えタタキ》等を使えば除去は出来るでしょう。しかし、このデッキは相手へのメタカードに割ける枠がほとんどありません。
個人的には「ジョー星ゼロルピア」というデッキが12月の殿堂発表で崩壊すると考えており、それなら初めからこのデッキへの対策は考えない方向で行こうという訳です。殿堂で何も起きなかったらスチームをメッチャに変えるかもしれません。
VS《聖魔連結王ドルファディロム》
ロマイオンは死にませんが、オールサンライズや"門"が止められます。除去手段はS・S・Sかディールかロマイオンでバトルするしかないです。ロストパラダイスワルツ使ったらこっちのバトルゾーンに移動してくれたりしない?
VS《異端流しオニカマス》
選べないメタクリーチャーです。異端なのはお前だ。
サンライズロスパラに影響はありませんが、その前の踏み倒しによるロマイオンのEXライフを消費させてくる血栓です。スチームハエタタキが使えないので除去手段はS・S・Sかディールしかありません(3回目)。
ただ、EXライフを消費してロマイオンの生存自体は可能であり、その消費によって呪文を撃つことが可能です。なんとか手札にヤバい呪文があるように思わせ、EXライフ消費を相手に躊躇わせましょう。手札と盤面を何度も見比べ、ニヤニヤしながらロマイオンを出せば相手も警戒するかもしれないのでオススメです。僕は身内以外にはやりません。
終わりに
リストを多少変えたりしてこのデッキを数ヶ月使っていますが、感触はそんなに悪くないように思います。実際、相互さんとのシータ閃にもそれなりに勝てています。
CSに出場する予定は(開催場所の関係もあって)今の所ありませんが、公認大会で優勝出来るくらいには強くなりたいと思っています。
前回の記事でも話しましたが、僕は《時の革命ミラダンテ》が大好きなので、これからもこのカードを切り札としたデッキを研究していくと思います。
ちなみに今考えているのはこのカードとミラダンテを絡めたデッキです。
それでは今回はここで終わります。ここまで読んでくださってありがとうございました。